不動産投資は「アパート」より「戸建て」から始めるべき？
不動産投資といえば、アパートを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、最近は「戸建て投資」からスタートする人が増えています。
なぜ今、戸建てが選ばれているのか？本記事では、実際に戸建て投資をしている筆者の経験をもとに、アパート投資と比較しながら、その理由を解説します。
1. 初期費用が圧倒的に安い
アパート1棟を購入する場合、数千万円〜1億円以上の資金が必要になることもあります。一方、戸建てであれば、地方なら数百万円から購入可能です。
実際、私は築古戸建てを2棟を340万円で購入し、DIYも交えながら修繕。トータル600万円以内で合計家賃12.5万円で貸し出すことに成功しました。
このように、戸建ては少ない元手でも始めやすいのが大きなメリット。融資を使わず現金で始められるケースも多く、リスクが低く抑えられます。
2. 空室リスクを限定できる
アパート経営では「空室が1部屋でも出ると収入が減る」リスクがつきまといます。空室が続けばローン返済にも影響が出てきます。
しかし、戸建ては「1棟＝1世帯」なので、入居者がいれば満室経営。戸建ての需要はかなりあるので、空室率に悩まされることは少なく、シンプルに家賃収入を得られます。
また、戸建てはファミリー層に人気があるため、長期入居が見込めるのも強み。実際、私が貸し出している物件でも「3～5年以上の定住意向」を持った入居者が多いです。
3. 差別化しやすく、高く貸せる
アパートはどうしても「似たような間取り・デザイン」が多く、差別化が難しい傾向にあります。対して、戸建ては間取りも構造も様々。
自分でリフォームやDIYを施せば、オンリーワンの物件としてアピールすることが可能です。
・ペット可
・庭付き
・リモートワーク部屋あり
・広めのキッチン
といった付加価値をつければ、築古でも家賃を高めに設定できます。
4. 売却出口も柔軟にとれる
戸建ては居住用として購入する人も多いため、将来的に投資用だけでなく実需層にも売却できるという強みがあります。
アパートの場合、基本的には投資家への売却がメインになるため、相場や利回り次第で売れにくくなることもあります。
また、戸建ては1棟単位で流動性が高く、価格帯も手頃なため、需要が底堅いのが特徴です。
5. 管理がシンプルで自主管理しやすい
アパート経営では共用部（階段・廊下・ゴミ置き場など）の管理が必要ですが、戸建てではその必要がありません。
個別物件なので、自主管理がしやすいのです。実際、私も管理会社を使わずに自主管理をしていますが、特別なトラブルもなく運用できています。
入居者からの連絡があるのは年に1～2回あるかないかです。
もちろん、不安な方は一部だけ外注したり、入居付けだけ仲介業者に依頼するなど、柔軟に対応できます。
【体験談】戸建てから始めて本当によかった
私自身、不動産投資を始めるとき「アパートを買うか、戸建てにするか」で悩みましたが、最初の1棟に戸建てを選んで本当に良かったと感じています。
理由はシンプルで、少額スタートでも実績が作れるからです。
戸建てで収益化できたことで、「次の物件購入」「融資相談」「法人化」などのステップにも進めました。
1歩目の成功が、次の行動に自信を持たせてくれたのです。
戸建て投資の注意点
もちろん、戸建て投資にもリスクはあります。
・築古物件の場合、修繕費が想定以上にかかることがある
・エリア選定を誤ると入居が決まらない
・再建築不可や違法建築など、法的リスクもあり得る
ただし、これらは事前の調査・学習・現地確認で回避可能です。小さく始められるからこそ、経験を積みながら改善していけるのも戸建て投資の魅力です。
まとめ：不動産投資初心者には「戸建て」がおすすめ！
不動産投資は「1棟アパートからスタートすべき」と思われがちですが、今の時代はローリスクで始められる戸建て投資が最適解とも言えます。
アパートよりも、低予算・低リスク・高利回り・自主管理しやすいという点で、戸建ては初心者のステップアップにぴったり。
あなたもまずは、地方の戸建て投資から第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか？
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