【築50年でも即決】わずか3日で入居が決まった！地方戸建て賃貸募集の6つの工夫とは？ -

【築50年でも即決】たった3日で入居が決まった戸建てのリアルな募集戦略

「この築年数で本当に入居者が見つかるの…？」「ボロボロだけど大丈夫？」
そんな不安を抱えながら募集を始めた築50年超えのボロ戸建て。

しかし、なんと募集からわずか3日で入居申し込みが入りました。地方郊外、築古、ボロ…とハンデだらけの物件にも関わらず、即決してもらえた理由とは？

今回は、実際に入居が決まった6つの工夫を詳しく解説します。

購入後にDIYで部分的に修繕を行い、写真撮影・募集開始後すぐに反響がありました。

写真はなるべく明るく、広角で撮るとかなり見栄えもよくなります！私はiPhoneで撮影し、その画像をすぐに仲介業者さんに送っています。

地方のファミリー層にとって、2台分の駐車場はほぼ必須条件。

逆に言えば、これがないとどれだけ室内が綺麗でも選ばれにくいです。駐車場付きのメリットは、検索サイトのフィルターに引っかかりやすいこと。実際、この物件も「駐車2台可」で問い合わせが増えました。

地方は車社会のため、生活するのに車が必須です。駐車場がない場合や、一台しか停められない場合は、門柱や木を撤去して駐車スペースを作るか、近隣に月極め駐車場がないか確認しましょう！

6DKという間取りが、子どもが3人いる世帯にドンピシャでした。最近は「在宅ワーク用の部屋がほしい」という需要もあり、部屋数が多いほど注目されます。

アパートだと広くても3LDK程度ですので、部屋数が多くて広い戸建てはライバルが少なく、需要もあります。

リビングを除いても個室が3部屋以上あると、入居ターゲットの幅がかなり広がります。

ただ、部屋数が多すぎても修繕の時間や費用も多くなる場合もあるので、物件選びは慎重に行いましょう。

実は、地方ではペット可物件がかなり少ないです。

特に「猫可」は激レア。今回は敷金を1ヶ月追加し、退去後に消臭・クリーニング対応する前提でペットOKにしたところ、猫を飼いたいファミリーから即申し込みがありました。

ペットを飼う場合は家賃＋3,000円してもいいかもしれません。

キッチンやお風呂、トイレなどはDIYで白を基調にリメイク。全体の古さは残るものの、「清潔感」があるだけで印象がまったく変わります。

特に、トイレと洗面は照明をLEDに変えて壁紙を貼っただけで見違えるほどに。
築古物件の勝負ポイントは、見た目よりも“衛生感”なんです。

仲介業者に支払う広告料（AD）を家賃の1.5ヶ月分に設定。

これによって、仲介業者さんの「この物件を優先して紹介したい」というモチベーションが一気に上がります。

空室期間を伸びるより、少しでも早く入居をつけて家賃を得る方がおすすめです！

表には出にくいですが、ADの差で入居スピードは大きく変わることを実感しました。

仲介業者の方といい関係を築くためにも、ぜひ検討してみてください！

入居者が「壁紙貼り替えてもOK」「棚を付けてもOK」という条件で募集。

DIY可能物件は他と差別化されやすく、意外と人気があります。もちろん、事前に「現状回復は不要」と記載し、トラブル回避もセットで。

“手を加えられる家”は、「自分好みに住みたい人」に強く刺さります。

ただ、規模の大きい改装をする場合は、連絡をいただいてから行うように伝えてあります！

これらの条件を見てわかるように、「築年数が古いから埋まらない」というわけではありません。

むしろ、以下のような条件設計と募集戦略ができていれば、築50年越えでも十分即決されます。

今回のように、築年数が不利に見えても、募集戦略と物件条件の整え方次第で結果は変わります。

「どうせ決まらない」とあきらめる前に、入居者目線での「ほしい条件」を整えることで、入居スピードは劇的に変わります。

自分では住めないと思う物件でも、人の価値観はそれぞれです。住む人は必ず居ます。

あなたの築古物件でも、次の入居申込が最速で決まるかもしれません。